高坂丘陵地区開発前の歴史
高坂丘陵地区 街のシンボルマーク 丘陵地区案内板 開発の歴史 開発前の歴史 地学
高坂丘陵は開発前に9カ所の遺跡発掘調査が行われていました。石器時代から鎌倉時代までの遺物・遺構が発掘され記録として残っています。
1 | 舞台遺跡 |
縄文期;住居跡、土壙、土器、石器、石鍬、石斧、石包丁、石皿
古墳期;住居跡100以上
2つの古墳は石室確認 1号墳から刀片、鍔、坏、鉢、等
窯跡;2 須恵器の坏、盤、甕 等
2 | 桜山古墳群・桜山窯跡群 |
弥生期;住居跡
古墳期;直刀、埴輪、耳飾
窯跡;19基の窯跡
集石遺構;縄文期の土器
3 | 田木山古墳群 |
古墳期;円墳4基のうち2基発掘
1号墳;直径12m、高さ2m 直刀、金環、馬具等出土
2号墳;直径18m、高さ2.5m 盗掘
4 | 大塚原遺跡 |
6世紀頃の住居跡8
5 | 緑山遺跡 |
旧石器期;ナイフ型石器
縄文期;住居跡3
古墳期;住居跡2
奈良時代;住居跡4
6 | 物見山塚群 |
塚120
7 | 弁天山遺跡 |
鎌倉時代;通称13塚
5号塚発掘;直径5.8m高さ1m 蔵骨器
8 | 立野遺跡 |
住居跡3、土壙3、集石遺構1、塚4
旧石器期;集石遺構、黒曜石ナイフ石器
縄文期;須恵器
9 | 駒堀遺跡 |
弥生期;住居跡14、墓1、土壙18
古墳期;住居跡23
出土土器;壷、甕、坏,器台
高坂丘陵地区の山林開発で住宅地に生まれ変わりましたが、古代には住みやすい環境であったため、生活の痕跡が残されていました。現在は「はにわの丘」公園以外は全く面影や案内板等無く、住宅地等になって生活しています。