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丘陵みこし |
初代 手づくりみこし | |
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二尺一寸総欅白木造(にしゃくいっすんそうけやきしらきづくり) | |
高坂丘陵地区夏祭りのために、地区内の有志により制作されました。 |
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この高坂丘陵地区では、10自治会の自治会連合会が中心となって毎年夏祭りが行われています。盆踊り、サークルや各自治会分担で手作りの模擬店があり祭を盛り上げます。みこしは当初簡単な手作り樽神輿でした。 | |
新興住宅地であり神輿のある神社がないために、一部の人達からみこし待望論もでてきました。そのなかで、1998年夏祭り後、お祭り野郎(のおっさん達)がみこし屋さんにいったり、神社やお寺の建築構造の勉強などをして、3次元(=立体)のバーチャルみこしを作りあげました。 |
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そうして、「夏祭実行委員会」の下部組織として、1999年1月31日に設立総会を行い「丘陵みこしの会」が発足し「制作班」が「みこし」づくりに動きだしました。 |
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今にして思えば地元の「異業種交流会」。それぞれの分野のプロフェッショナルがうまい具合に集合し、本物を作り上げる道に進みだしました。みこし専門家が一人もいないながら5年の歳月と150万円の費用で完成させ、自治会連合会高坂丘陵支部に引き渡され、今でも夏祭りで担がれています。 みこしは本来、神社の祭礼のものですが、ここでは地域の人の好意である「寄付芳名録」がご神体として納められています。こだわりとして「みこし」はひらがな表記、神輿でも御輿でもありません。 |
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1999年6月21日の埼玉新聞 |
>>制作写真集
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二代目 軽量手づくりみこし |
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初代とほぼ同じデザインで多少の遊び心と良心的手抜きを入れて大幅軽量化を図った「みこし」を制作。2016年の第30回記念夏祭りにお披露目となりました。 |
坂の多い地区それに高齢化から軽いみこしが要望されていました。 |
なるべくなるべくとにかく軽いことが至上命題となり、着手以来中断を繰返しながら重い腰を上げてのみこし作りとなりました。結果として、みこし本体は2人いれば容易く持ち上げられる重量となり違いは歴然。錺(かざり)はアルミ材を使用。しかも透かし彫り仕上げで軽量化に貢献。担ぎ棒とトンボはスギ材を使用。軽いつもりでしたが、やはりそこそこの重さがありますが、初代のヒノキ材に比べたら軽量化努力は認めて欲しいレベルです。 |
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>>制作写真集 |
>>みこし写真 |
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