名物もつ煮
掲載 2016.11/5
なんというタイトルなのか?といぶかしがる方々がいらっしゃるでしょうが、グルメ紹介記事ではありません。でもおいしいと評判ですが食べることができるのは年に2日程度しかオープンしない、それでいて老舗(しにせ)と自称するまぼろしのお店です。毎年スリーデーマーチ頃に東京電機大学の構内に開店します。「名物もつ煮」は約20年間の時の流れがある高坂丘陵地区と東京電機大学鳩山キャンパスとの地域交流をあらわす言葉のひとつです。 | |
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第40回東京電機大学鳩山祭は11月5日と6日に行われました。秋晴れのさわやかな天候の中、晩秋の趣のある季節ではやはり朝晩は少し冷え込んできました。この「少し寒い」を味方に温かいものが欲しい中、高坂丘陵夏祭りを中心に活動している丘陵みこしの会が「もつ煮」模擬店を出店しています。 | |
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いっぱしの看板を掲げ行列ができるほどの人気店。リピーターも多く、素材もよく手間のかかった温かい食べ物はおっさんたちがこだわりを持って作っているのに「おふくろの味」だ。具沢山で量もあり、しかもモツがいっぱいあるお買い得なものになっている。 | |
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店頭の「のうがき」 学生たちには20年近くの歴史はわからないだろうと行列の手持ち無沙汰に読むようにと掲げている。 |
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前日からの仕込みを含め膨大な手間隙の結晶です。今年は1日目の5日には午後3時近く(まともに売り続けると明日分がなくなるとの危機感からの強行策)、2日目の6日には正午過ぎには完売。どんなに人気があってももつの調達から含めすぐには厳選素材の追加調達ができないので、売り切れ御免の閉店となりました。 | |
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スリーデーマーチ3日目の6日には多くのウォーカーが休憩に立ち寄ります。この味噌仕立てのもつ煮の匂いは日本人の鼻を刺激するようですが、海外の方は近づかない独特のものなのでしょうか、売れませんでした。おっさんたちのいかつい顔は客寄せには心配の種ですが、マスクで半分隠しているので目立たないはず。 | |
閑話休題 | |
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差し入れや陣中見舞いをいただきました。忙しすぎて昼食も摂れない中、にわか店員のみなさん大助かり。そのほか学内では飲めない打ち上げ用酒類もいただき、感謝感謝!
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