毎年10月の第三日曜日は、森林公園沼まつり開催日だ。 今年は10月20日に開催され、大勢の家族連れが参加された。 入園料、参加費無料は、増税直後にあってお財布にもうれしい。 まつりは10時から始まり、二部構成の「あざみくぼ沼」の伝統漁法等の魚とり会と、同時開催として比企自然学校による沼の生き物展示やタッチングプール、うなぎのつかみ取り大会の他、東秩父村和紙の里によるオリジナルはがき作りや、ため池農法で作られた地域ブランド米「谷津田米」の試食コーナーなどがあり、和太鼓の勇壮な演奏もまつりを盛り上げていた。 イベントの中でも毎年人気なのが、比企自然学校のコーナーで、沼の生き物を種類ごとに展示する水槽前では、小さな子供たちだけでなく大人たちも興味深そうに見ていた。 また、うなぎのつかみ取り大会(小学生以下のみ参加可能)では、受付先着順50名に対し開園早々から順番待ちをする親たちの姿が見られた。 号砲を合図に始まったつかみ取り、うなぎのヌルヌルでなかなか捕まえられない子供たちの歓声や、シャッターチャンスを狙う親たちの大声が会場に響いていた。
今年は9月以降毎週のように台風の影響などで雨が降り、今回も開催が心配されたが薄曇りで気温もほどよく、大盛況でまつりは終了した。