夏祭り準備 みこし整備作業 |
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掲載 2019.7/28 | |
夏祭りも近づき、昨年来課題の2代目みこしの整備作業を丘陵みこしの会が行なった。 | |
2代目みこしは軽量化を図っているため使用材料が軽量=強度がそれほどないという宿命を持っており、みこしを固定するくさびや、締め付ける主要寸法の見直しが必要となりあちこち削ったり磨いたりの作業となった。 | |
お祭りでみこしをもむと部材同士がこすれあったりして変形が大きくなりぐらつきが大きくなります。地震に強い斗栱組で屋根を支える社寺建築では柔軟構造で揺れを吸収します。その構造で作られているみこしは、規模は小さいですが絶えず大きな地震にあっているようなものです。それを適正なゆれの状態に戻します。 |
初代みこしの金属部(主に真鍮)の磨き作業。 |
2代目みこしを逆さに組み上げ楔が有効に機能するか、締め上げる寸法は適正か確認 |
作業完了で飾り棒を装着して(その後鳳凰を載せ)夏祭りを待つことになりました。 |