松風公園では、毎年7月上旬の週末にホタルの観賞会が開催されている。主催は、松風台在住の有志10数名で構成される「丘陵ホタルを守る会」だ。この会では、公園内の湿地帯に細々と生息しているヘイケボタル保護のため、環境整備・水質調査等の活動を継続して行なっているとのこと。 |
また、高坂丘陵地区ハートピアまちづくり協議会の後援で、誘導用の照明として「明里」の貸出しと設置を手伝ってもらっている。今年は、昨年より50基多い100基の「明里」が暗い公園内の足元を仄かに照らし、幻想的なひとときをつくり出していた。「明里」には桜山小学校1年生の書いた絵が浮かびあがっていて、見に来た小さい子が友達の絵を見つけて歓声を上げていたり、なんとも楽しげだ。 |
今年の観賞会来場者数は7月7日と8日の二日間で230名以上にのぼり、大変盛況ではあったがホタルの出現数は気温が若干低めであったことなどから、昨年を下回った。 |
(丘陵ホタルを守る会 調査記録からは 7日:30匹 8日:33匹) |
それでも、おとなから子どもまでホタルの淡い光を堪能できた。地域住民としては、このホタルたちがいつまでも松風公園で生息し続けていけるように環境を守っていきたい。 |
|