岩殿とうろうまつり
掲載 2017.8/10
台風一過の異常に暑い夕刻、汗も引かない中で近くの巌殿観音に詣でた。見慣れた風景がこの夜ばかりは別世界を作っていました。皆さんおもいおもいに灯された「とうろう」をひとつひとつながめながら山門へ進んでいました。絵になる風景なので、カメラ片手に、三脚で、一脚で、自撮り棒で・・とそれぞれのスタイルで。若い人たちはSNS発信、おじさんたちは芸術作品作り?に。「とうろう」にはそれぞれの屋号などとともに絵が描かれており、しかもろうそくが光源なので赤みのある光の列が境内へと導いてくれる。石畳や石段を完全には明るく照らしてはくれない、ちょっと幽玄な世界だ。 | |
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巌殿観音の参道は昔から門前町を形成し風情のある佇まいだが、8月9日夕刻から華やかな「とうろう」がほぼ直線の山門前の階段にたどり着く参道を照らし出す。階段にも「とうろう」が灯り、参道から見ると一直線に夜空に向かっている。![]() |
8月10日が46,000日(しまんろくせんにち)といわれ前夜からそのご利益に預かろうと泊まりがけで参詣したといういわれのまつりということだ。 | |
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献灯式 | |
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夕闇迫った午後7時すぎ、小学生による献灯式が始まります。 | |
本堂で作られた「とうろう」を手元に携えまずは仁王さんのいる山門前に集合し、法螺貝の合図とともに階段を上がり観音堂に行き千手観音に奉納します。 | |
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まつり夜店・模擬店 | |
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スズムシが無料で!! | |
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地元の寄り合い場 | |
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全部ストロボなしでの撮影だったのでウェブ用にはやや暗かった。 |