桜山小4年生の「生きものしらべ」
2016.5/16 掲載
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5月16日のちょっと肌寒い五月の空の下、桜山小学校四年生の「生きものしらべ」が「総合的な学習」の一環として行なわれた。毎年恒例となったイベントだが、東松山市環境基本計画市民プロジェクトの児沢探検隊がメインの受入れ先として比企自然学校、埼玉県川の博物館の支援を受けての開催。児沢(ちごさわ)の谷津田を会場として主に春先の水棲生物を調べた。 | |
学校からは隊列を作って手に手に網やケースを持って徒歩で会場までの移動。準備中のスタッフには谷にこだまする明るい声がだんだん大きくなってくるので到着時間が予測できる。 | |
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スタッフの紹介や注意事項を聞いて、いよいよ始まりだ。 | |
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最初は恐る恐るたんぼのあぜから網ですくったりしていたが、徐々に意を決して代掻きの終わったたんぼの中に入っていく。慣れない足元でお尻を濡らす子や尻餅をつく子など。それでもいきものしらべに夢中だ。 | |
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何がいるのか網の中をのぞいてみる。わからない種は専門家の千葉さんや藤田さんのところに駆けつける。 | |
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名前や特徴などを聞き理解が深まった様だ。みんな興味津々。定番のメダカがどういう訳か捕まらない。そのかわりにかイトトンボのヤゴが多く捕れた。 | |
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ドジョウ トウキョウサンショウウオ ニホンアカガエル | |
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アメリカザリガニ カワニナ タニシ | |
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ヌマエビ | |
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田んぼの後は沢の生きものしらべ。 | |
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興味深い発見;コバントビゲラ 葉をサンドイッチにした間に卵を産む。 |
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最後は捕れた生きものの解説。カエルのおたまじゃくしやサンショウウオの幼生はおとなになったら生きたものしか食べない、また温度管理から冷蔵庫で飼うことになるなどの説明があり持ち帰っても飼うのが大変だけれどどうする?と判断してもらうことになった。アメリカザリガニは死ぬまで面倒を見ること、途中での飼育放棄は絶対だめなど・・日頃聞いたことの無い厳しい自然の掟を学んだ。 | |
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