ホーム
この街
イベント
ハートピア
丘陵支部
市民センター
比企点描
ねっと訪問
丘陵知恵袋
福祉活動
丘陵みどりの会
桜山小
白山中学校
社協丘陵支部
サークル・団体
 
 2023.9/28更新

「やさしい手打ちそば道場」サポーター育成教室の開催

掲載 2015年1月11日

 東松山市社会福祉協議会高坂丘陵支部では、1月8日9時30分から高坂丘陵市民活動センターにおいて、来る2月7日開催される「やさしい手打ちそば道場」講習会のサポーターを育成するための教室を開催した。3回目となる当教室は7名の参加者があり、そば打ちの実技に取り組んだ。講師は本番日と同じ、きらめき市民大学、そば打ちクラブ会長の国定  肇氏。古来から特に山間部において米の代用食品として広く栽培されてきた「そば」には、高血圧や、糖尿病に効果があるルチンや、ポリフェノール含み、又、ビタミンやミネラルも豊富に含んだ健康食品である。最近は「そば」の愛好者も増え、余暇を利用して自分でそば打ちをする人も増えている。今回はこの丘陵地区にもそばを身近なものとし、健康増進の一助としていくことを目指して講習会を開催していく。

「やさしい手打ちそば道場」では「そば粉8割」、「つなぎ粉2割」の2.8そばの講習を行う。

1.材料および器具の用意
  (1) 材料 そば粉、つなぎの小麦粉、打ち粉、水
  (2) 器具 そば粉を練る大きめのボール、麺台、麺棒、麺包丁、こま板、粉のふるい、粉刷毛
2.水回し (水回しは重要 ---混ぜている内に互いにくっつき玉になるのが目安)
  (1) ボールを用意し、そば粉400g とつなぎの小麦粉(強力粉)100gを良く混ぜ合わせ、塊が残らないようふるいにかける。
  (2) 練り合わせるための水を材料の50% (この場合は250cc)を用意し、3回に分けて加水し、両手の指を立てて粉を混ぜ、全体に水が廻りしっとりするまで混ぜ合わせる。混ぜている内に粉の色が濃くなりお互いにくっつき2~3㎝くらいの玉になってくる。(手早く混ぜ合わせ粉の乾燥を防ぐ)
3.こねる(10分程度)
  (1) 玉になった粉を全身で押し込むように練っていく。空気が残らないようよく練る。
  (2) 菊もみ 練り上がると丸く菊の花状に中心から外に押しつけながら形を整えていく。
  (3) 整えると円錐状に仕上げ「へそだし」をして表面を整える。
4.のし作業
  (1) 円錐状の捏ねた塊を麺台に置き、中央を押していき「鏡のし」をする。外側は厚めに。
  (2) 丸のし 麺棒を使って丸くのしていく。(のし棒を90度入れ替えながら同じ回数延ばす)
  (3) 角だし ある程度広がったら生地を麺棒にしっかり巻き付け転がしていく。2~3回転がしたら90度入れ替えて巻き付け同じように転がし、四角状になるようのしていく。不均一になったときはその場所を麺棒を扇状に使って修正。
  (4) 本のし 麺棒を使って全体に1mm厚程度に均一にのしていく。厚くなったところは薄くなるよう麺棒を使う。また、麺棒に巻き付けながらのしていく。(乾燥を防ぐ)
5.畳んで切っていく
  打ち粉を良く振って板状の麺が互いにくっつかないようにする。
  (1) カットした麺の長さを考えて、3つ折に畳む。
  (2) 麺包丁とこま板を使って畳んだ麺を切っていく。麺包丁で切る麺の幅を調整し、均一にする。
6.茹で方
  十分な量の熱湯に生そばを投入、30秒から60秒程度沸騰させる。麺の太さなどを勘案する。
  素早くそばを掬い、冷水で良くもんでぬめりを取り、器に盛る。
     

※ 2月7日 9時30分 高坂丘陵市民活動センターにて「やさしい手打ちそば道場」を開催参加希望者は市民活動センターに申し込んでください。(15名  先着順)

講師の国定さん(右)

左は幹事の陸名さん

講習会参加者

材料のそば粉とつなぎ粉のふるいかけ

水回し

水回しの説明を聞く講習会参加者

丸のし作業の講師

打ち終わったそばを切っていく

切り終わったそば