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2018.4/13更新

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島田橋

東松山市の東北、坂戸市との境界で越生から流下する越辺川が、坂戸市島田で島田橋を流れ過ぎる。

秋は水量も減って河床が目立つ。

ここでは、時が濃密に過ぎていくようだ。時はなぜか圧縮され、

遙か昔と同居しているようなそんな特別な感覚が忍び寄ってくる。

ひょっとしたらそういう場所の一つ、時がその力を振りまく

場所なのかもしれない。

ここは、時代劇のロケ地で有名だ。

周囲には、高圧送電線が横切り、とても時代劇の舞台にはふさわしくない。

にもかかわらず、橋は、時を越えてそういう劇にふさわしいように見える。

橋は時に溶け込んでいる。

今朝も犬が鎖に引かれてゆく。

川水はゆったりと流れてゆくけれど、それを渡す島田橋は朽ちていない。

また明日もこの橋を渡るだろうか。

この橋は、越辺川の島田橋から下流2K早俣にある見捨てられた木橋、「赤尾落合橋」である。この先に今は消失している「長楽落合橋」があった。この向こうの都幾川に架かっているはずであった。
都幾川はこの写真のこんもりした木立の先で合流する。
源流越生から28Km流下し、途中で高麗川と合流した越辺川は、
ここで秩父正丸の狩場坂峠から発する都幾川に合流する。
対岸に渡って今朝のウォーキングの帰路にする予定だったが、
朽ちた橋板の先端で引き返した。
静かに川面は穏やかな今日の天気を映している。

撮影日 2012.10/30